キャリアコンサルタント試験において、多くの受験者が最も不安を感じるのが「実技試験(ロールプレイ)」です。
学科は勉強すれば点数が伸びます。しかし、ロールプレイは「正解が見えにくい」「自分の出来が分かりにくい」という難しさがあります。
本記事では、評価基準、試験の流れ、落ちる人の特徴、合格する人の共通点、具体的な練習方法まで、徹底的に解説します。
ロールプレイ試験の基本構造
試験は以下の流れで進みます。
- 事例読み込み
- ロールプレイ(約15分)
- 口頭試問
相談者役は試験官が務めます。受験者はキャリアコンサルタントとして面談を行います。
評価基準は何を見られているのか?
公式には詳細な配点は公開されていませんが、評価の軸は概ね以下の通りです。
① 関係構築力
- 安心感を与える姿勢
- 共感的態度
- 非言語コミュニケーション
② 傾聴力
- 話を遮らない
- 要約が適切
- 感情への応答
③ 問題把握力
- 表面的な悩みだけで終わらない
- 背景を探れているか
④ 展開力・まとめ力
- 時間配分
- 話の整理
- 今後の方向性提示
落ちる人の典型パターン
① 早すぎるアドバイス
「転職した方がいいですね」など、結論を急ぐと減点されやすいです。
② 質問攻めになる
尋問のようになると関係構築が弱くなります。
③ 時間切れ
深掘りに時間を使いすぎてまとめができないケースです。
④ 表情が硬い
非言語も評価対象です。
合格する人の共通点
- 共感→整理→問い返しの流れが自然
- 沈黙を恐れない
- 結論を押し付けない
- 時間を意識している
具体的な練習方法
① 模擬面談を最低20回
本番形式で繰り返します。
② 録音・録画する
自分の話し方・癖を客観視できます。
③ フィードバックをもらう
独学では気づけない改善点が見えます。
ロールプレイの理想的な流れ
導入(安心感づくり)
「今日はお時間ありがとうございます。」など、落ち着いた入りが重要です。
展開(深掘り)
感情と言葉の両方を拾います。
整理(まとめ)
「今日は〇〇が整理できましたね」とまとめます。
口頭試問対策
面談の意図や支援方針を説明できるようにしておきます。
本番で意識すべきこと
- 完璧を目指さない
- 相談者の言葉に集中する
- 評価者ではなく「目の前の人」に向き合う
まとめ
ロールプレイは技術だけでなく姿勢が問われる試験です。
場数を踏み、自分の癖を理解し、改善を繰り返すことが合格への最短ルートです。
準備を積み重ねれば、必ず突破できます。
