キャリアコンサルタント実技(論述)試験では、「何を書くか」と同じくらい「どう表現するか」が重要です。
抽象的すぎると減点、断定しすぎても減点。
そこで本記事では、設問1〜4で使える“高得点につながりやすい表現”をまとめました。
ただし、どの事例にも当てはまるような機械的使用は逆効果です。必ず事例内容と結びつけて使用してください。
■ 設問1(問題点整理)で使える高得点ワード
① 「〜の状態にある」
例:自己効力感が低下している状態にある。
評価理由:断定を避けつつ、状態を的確に示している。
② 「〜が混在している」
例:現職への不満と将来への期待が混在している。
評価理由:葛藤構造を捉えている。
③ 「〜が整理されていない状況にある」
例:転職理由が十分に整理されていない状況。
■ 設問2(背景・要因分析)で使える高得点ワード
① 「相互に影響し」
例:職場環境と自己評価が相互に影響し、現在の状態に至っている。
評価理由:単一要因でなく構造的視点。
② 「〜という可能性が考えられる」
断定回避+分析姿勢。
③ 「発達段階上の課題として」
理論を直接書かずに専門性を示せる。
■ 設問3(見立て)で使える高得点ワード
① 「〜に直面している段階にある」
発達的視点を自然に示す。
② 「自己概念の揺らぎ」
キャリア論述で非常に使いやすい表現。
③ 「役割期待との葛藤」
30代〜50代事例で有効。
④ 「意味の再構築が求められる状況」
40代以降で強い。
■ 設問4(支援方針)で使える高得点ワード
① 「〜を整理する支援を行う」
最も基本かつ安全。
② 「自己理解を深める対話を重ねる」
プロセス重視。
③ 「選択肢の比較検討を支援する」
アドバイスではない。
④ 「段階的に支援する」
時間軸を示せる。
■ 高得点ワードを使うときの注意
- 事例と必ず接続する
- 抽象語だけで終わらない
- 同じ語を多用しない
■ 言い換えストック(安全ワード)
- 〜と考えられる
- 〜の可能性がある
- 〜が示唆される
- 〜の状態にある
- 〜が影響していると推察される
まとめ
論述試験は、「安全で専門性のある表現」を積み重ねる試験です。
高得点ワードは魔法ではありませんが、適切に使えば答案の質は確実に上がります。
必ず事例内容と結びつけて活用しましょう。
