キャリアコンサルタント実技(論述)試験では、「大きな減点をしないこと」が合格への近道です。
しかし、多くの受験者が無意識のうちに減点されやすい表現を書いてしまいます。
本記事では、設問1〜4に共通するNGワードとその理由、改善例をまとめます。
■ ① どんな事例にも当てはまる抽象表現
NG例
- 自己理解が不足している
- 将来に不安を感じている
- 情報不足である
- 意思決定ができていない
なぜ減点になるのか?
これらは、どの事例にも当てはまる可能性があります。
事例を正確に読まなくても書けるため、評価が低くなります。
改善例
「現職での評価経験の不足から、自己効力感が低下している状態にある」
→ 事例固有の内容に結びつける。
■ ② 断定口調
NG例
- 〜が原因である
- 〜すべきである
- 〜に違いない
なぜ減点になるのか?
事例は限られた情報しか与えられていません。
断定は過剰解釈と判断される可能性があります。
改善例
「〜が背景にある可能性が考えられる」
■ ③ アドバイス表現(設問4で特に注意)
NG例
- 転職すべきである
- 上司に相談すべきである
- 資格取得を勧める
なぜ減点になるのか?
キャリアコンサルタントは助言者ではなく支援者です。
改善例
「選択肢の整理を支援する」
■ ④ 理論名の羅列
NG例
「スーパー理論、ホランド理論から考えると…」
なぜ減点になるのか?
理論説明になってしまい、事例理解が弱くなる。
改善例
「キャリア発達段階上の課題に直面している状態と考えられる」
■ ⑤ 設問無視
設問1で支援を書く、設問4で分析を書くなどの混同は大きな減点要因。
■ ⑥ 抽象論で終わる文章
NG例
「今後の人生を考える必要がある」
→ 具体性がない。
■ ⑦ 事例と無関係な推測
「家庭環境に問題があると考えられる」など、書かれていない情報の断定は危険。
■ 減点ワードまとめ一覧
- 〜すべき
- 〜が原因である
- 自己理解不足
- 情報不足
- 将来不安
- コミュニケーション不足
まとめ
論述試験では「正解を書く」よりも「減点されない」ことが重要です。
抽象的・断定的・汎用的な表現は避け、事例に即した具体的な記述を心がけましょう。
