「キャリアコンサルタントの仕事内容って実際なにをするの?」「相談に乗るだけの仕事?」
キャリアコンサルタント(通称:キャリコン)は、働く人のキャリア形成を支援する国家資格者です。しかし、その仕事内容は意外と知られていません。
本記事では、キャリアコンサルタントの具体的な仕事内容、1日の流れ、企業内での役割、活躍の場まで詳しく解説します。
キャリアコンサルタントの仕事内容とは?
キャリアコンサルタントの中心的な業務は「キャリアコンサルティング(面談)」です。ただし、それだけではありません。大きく分けると以下の4つが主な仕事内容です。
① キャリア面談の実施
相談者と1対1で対話を行い、これまでの経験や悩み、今後の方向性を整理します。
単なるアドバイスではなく、傾聴を通じて相談者自身の気づきを引き出すことが重要です。
② 自己理解の支援
「自分は何が得意なのか」「何を大切にして働きたいのか」といった価値観を言語化する支援を行います。
強みの整理やキャリア理論の活用もここに含まれます。
③ 情報提供・選択肢の提示
業界情報、労働市場の動向、職業情報などを提供します。ただし、最終決定はあくまで相談者自身が行います。
④ 行動計画のサポート
面談の最後には、具体的な次の一歩(情報収集、資格取得、上司との面談など)を整理します。
キャリアコンサルタントの1日の流れ(例)
働き方によって異なりますが、企業内キャリアコンサルタントの一例をご紹介します。
- 午前:個別面談(2〜3件)
- 昼:面談記録の作成
- 午後:研修資料作成・社内打ち合わせ
- 夕方:オンライン面談
面談以外にも、準備・振り返り・記録作成といった業務が多いことが特徴です。
企業内キャリアコンサルタントの役割
近年、企業内キャリアコンサルタントの需要が高まっています。その理由は「キャリア自律」の推進です。
① 1on1の質向上支援
上司が行う1on1の支援や、キャリア面談のサポートを行います。
② メンタル不調の予防
キャリアの停滞感はメンタル不調の原因にもなります。早期支援が重要です。
③ キャリア研修の企画・実施
若手向け研修やミドル層向けキャリア研修を企画することもあります。
キャリアコンサルタントの活躍の場
- 企業(人事部・研修部門)
- 大学・専門学校
- ハローワーク等の公的機関
- 独立開業・副業
最近では副業としてオンライン相談を行うケースも増えています。
キャリアコンサルタントの仕事のやりがい
相談者が「自分の進む道が見えた」と前向きになる瞬間に立ち会えることが最大のやりがいです。
答えを与えるのではなく、本人の中にある答えを一緒に見つける仕事と言えるでしょう。
まとめ
キャリアコンサルタントの仕事内容は、単なる相談業務ではありません。面談、自己理解支援、情報提供、研修企画など多岐にわたります。
共通しているのは「対話を通じてキャリア形成を支える」という姿勢です。
今後ますます重要性が高まる職種の一つといえるでしょう。
