🎧 発売日: 2018年9月19日(NHK「18祭」書き下ろし曲)
📺 タイアップ: NHK『RADWIMPS 18祭(フェス)』テーマソング
💿 収録アルバム: ANTI ANTI GENERATION(2018)
🎤 イントロダクション|“正解”とは何かを問う、18歳のための人生の授業
RADWIMPSの「正解」は、2018年にNHKが全国の18歳1,000人とともに制作した楽曲です。
「大人になる」「別れ」「友情」「未来」──そんな人生の節目に立つ若者へ贈られたメッセージ。
タイトルの“正解”とは、誰かが教える模範解答ではなく、自分の人生で探すべきもの。
この曲は、学校では教えてくれない“生きる意味”を描いた人生の教科書です。
👬 1. 「この先に出会うどんな友とも 分かち合えない秘密を共にした」
この先に出会うどんな友とも 分かち合えない秘密を共にした
それなのにたったひと言の「ごめんね」だけ
やけに遠くて言えなかったり
冒頭から描かれるのは、学生時代の“特別な関係”。
「分かち合えない秘密」とは、若さゆえの無鉄砲さ、未熟さ、恥ずかしさ──それらを共有した日々。
それなのに、「ごめんね」の一言が言えずに別れてしまう。
誰もが経験したあの“後悔”が、静かに胸を打ちます。
🌙 2. 理屈に合わないことが“青春”だった
理屈に合わないことを どれだけやれるかが青春だとでも
どこかで僕ら思っていたのかな
思春期の衝動、勢い、無謀さ。
それらはすべて“青春の証”であり、大人になると失ってしまう輝きでもあります。
「理屈に合わないこと」を全力でできる時期。
それを“無駄”ではなく“生きていた証”と肯定するこのフレーズに、RADWIMPSらしい温かさがあります。
💡 3. 「答えがある問いばかりを教わってきたよ」
あぁ 答えがある問いばかりを 教わってきたよ
そのせいだろうか
僕たちが知りたかったのは いつも正解などまだ銀河にもない
ここが曲の核です。
学校で教わるのは“答えのある問い”。
でも、人生には「答えのない問い」しかない。
友情、恋愛、夢、喪失。
“どうすればいい?”という問いに、正解なんて存在しない。
それでも「自分だけの答えを探して生きていく」ことこそが、生きる意味だと語りかけます。
💞 4. 君との出会いが“自分を好きになるきっかけ”
これまで出逢ったどんな友とも 違う君に見つけてもらった
自分をはじめて好きになれたの 分かるはずない
君に分かるはずもないでしょう
この部分は、友情でもあり、恋でもあり、“魂の出会い”を描いています。
他人に見つけてもらったことで、自分を好きになれるようになった──
それは、人が成長していく上での最も美しい瞬間です。
「君に分かるはずもない」という言葉の裏には、
“感謝と照れと哀しみ”が共存しています。
🎓 5. “答えのない問い”こそが生きる力になる
一番大切な君と仲直りの仕方
大好きなあの子の心の振り向かせ方
なに一つ見えない僕らの未来だから
答えがすでにある問いなんかに用などはない
このパートは、RADWIMPSが伝えたいメッセージの中核です。
「テストの答え」よりも、「どう生きるか」「どう人を想うか」──
その方がよっぽど難しくて、でも大切。
人生は“正解のない問題”の連続。
だからこそ、悩みながら進むことに意味があると教えてくれます。
📖 6. 最後の“問い”──あなたの人生そのものが解答用紙
次の空欄に当てはまる言葉を
書き入れなさい ここでの最後の問い「君のいない 明日からの日々を
僕は/私は きっと □□□□□□□□□□□□□□□□□□」制限時間は あなたのこれからの人生
解答用紙は あなたのこれからの人生
答え合わせの時に私はもういない
この結末が、まさに“人生の授業”。
人生とは、自分の手で解く一問一答。
時間も、採点も、誰かの評価もいらない。
「君のいない明日」をどう生きるかは、あなた次第。
その答えは、生きた時間の中に刻まれていくのです。
🧭 「正解」に込められたメッセージ
| テーマ | 内容 |
|---|---|
| 問いの意味 | 答えがないからこそ、探す価値がある |
| 成長 | 出会いと別れを経て、自分だけの“正解”を見つけていく |
| 人生観 | 正解とは、誰かに与えられるものではなく“生きる過程そのもの” |
💬 野田洋次郎の言葉に見る「正解」への想い
野田洋次郎はNHKの特集内で、こう語っています。
「18歳のあなたたちは、“答えのない問い”の中を生きていく。
その怖さも、面白さも、すべて抱えて生きてほしい。」
この言葉こそ、この曲のメッセージを象徴しています。
“正解”とは他人が与えるものではなく、
「今、ここでどう生きるか」という行為そのもの。
🌈 まとめ|“正解”は、生きるあなたの中にある
RADWIMPS「正解」は、人生のすべてを“問い”として描いた名曲です。
それは「若者のための歌」でありながら、どんな世代にも響く普遍的なメッセージ。
- 答えがなくても、迷っていい
- 悩むことそのものが、生きる証
- “正解”は、あなたの中にある
野田洋次郎の優しさと痛みが、すべての“生きる人”へのエールとして鳴り響きます。
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📝 引用
※本記事はRADWIMPS『正解』(2018, EMI Records Japan)の歌詞を参考に構成された解説記事です。
歌詞・音源の著作権はアーティストおよび関係各社に帰属します。

